岸田文雄首相が12日、マイナンバー情報総点検本部において、来年秋に現行の健康保険証の発行を予定通り終了し、その後はマイナ保険証を主とする制度に移行する計画を明らかにしました。
この移行にあたり、現行の保険証は廃止後も最大1年間は使用できるようにする方針を示し、またマイナ保険証を保有していない人には申請を行わなくても資格確認書を発行すると説明しました。岸田首相は「デジタルとアナログの併用期間を設けることで、全ての人が安心して保険診療を受けられる環境を整える」と述べました。
さらに、マイナンバー情報のひも付け誤りについても報告がありました。8208万件のデータに関して99.9%の本人確認が完了し、点検作業がほぼ終了したことが明らかにされました。