不妊症の定義「1年以上」に短縮 不妊症と漢方

Funin

日本産婦人科学会は、不妊症の定義を短縮させる考えを示しました。8月に正式決定するそうです。今回は、不妊症と漢方についてご紹介します。

こんな人向け こんな人向け

  • 漢方を試してみたい人

ポイント ポイント

  • 不妊症の定義が「1年以上」に短縮
  • どんな人が不妊になりやすい?
  • 漢方では不妊症をどう治療する?
  • 貧血の人は「血虚」タイプ
不妊症の定義が「1年以上」に短縮

日本産婦人科学会によって、不妊症の定義を短縮する案がまとめられたとのことです。


「希望しても2年以上妊娠できない状態と定義している不妊症について、日本産科婦人科学会は、この期間を「1年以上」に短縮する案をまとめた。全国の産婦人科医から意見を聞き、8月にも正式決定する方針。

同学会は「男女が2年間、避妊せずに性生活を続けても妊娠しない」ケースを不妊症とみなし、医師が不妊治療を始める目安としている。」
【引用:毎日新聞 不妊症:定義「1年以上」に短縮へ 産科婦人科学会

新たな案では

・晩婚化が進んで早期の検査や治療が求められるようになった現状

・欧米の生殖医学会が1年間としていること

を踏まえ、「1年というのが一般的」と定義を改めたとのことのようです。

ただし、卵巣や精巣の異常など、医学的介入が必要な場合は、期間を問わず不妊症と考えるとしています。

男女とも年齢が上がるほど妊娠しにくくなるので、早めに不妊治療を始まるきっかけになればとの考えのようです。

どんな人が不妊になりやすい?

一般には、結婚あるいは同居後タイミングを取り始めて1年たって妊娠が成立しなかったときに、不妊症として病院へ行く、と考えられています。

しかし、以下のような症状がある場合、病院に行けば不妊症かもしれない、という診断がついて、はやくに治療が開始されて無駄な時間を過ごす危険性がなくなるかもしれません。


・月経の異常がある(月経周期の以上、月経量・期間の異常、月経に伴う症状の異常)

・性感染症・骨盤腹膜炎

・以前に子宮筋腫・子宮内膜症を指摘されている場合

このような場合は、6ヶ月程度妊娠しなかったら病院を受診しても良いと考えられます。また、年齢が35歳以上の場合も同様だとのことです。

漢方では不妊症をどう治療する?

全く一度も妊娠しないものを原発不妊といい、一度妊娠し、その後長い間受胎しない場合を続発不妊といいます。

男性側の原因によるものは男性不妊といい、女性側に原因があるものを女性不妊といいいます。

女性不妊の原因は、内分泌性、卵管性、子宮性、原因不明不妊などに大きく分けられます。

漢方を服用するときは妊娠可能な条件を対象に治療します。その対象となるのは、子宮および卵巣発育不全、冷え症、性感欠乏などによる不妊です。

当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)


発育不全、冷え症、寒冷によって腹痛や腰痛を起こす場合に適しています。

温経湯(うんけいとう)


虚弱体質の人で、常に腰や足が冷え、手の平が火照っていて唇の乾燥を訴え、月経不順や不定期な出血、腰痛、月経時の下痢、下腹部の膨満感がある場合に用いることがあります。

加味逍遥散(かみしょうようさん)


子宮発育不全、卵巣機能障害、ヒステリーなど、虚弱体質、貧血の傾向がある不妊症に長期服用させます。

貧血の人は「血虚」タイプ

女性で不妊にお悩みの人で、「貧血、皮膚や爪、髪の毛の状態が良くない」という症状のある人は「血虚(けっきょ)」タイプかもしれません。

「血虚」とは、血の量が不足している状態です。漢方医学の血は「けつ」と発音し、現代医学の「ち」とは異なる概念の物質です。漢方医学の血は「栄養を全身に運搬する赤い液体」と定義されています。血を作る材料のひとつとして飲食物が必要です。また、血を作ったり蓄えたりするには夜間が重要な時間とされています。そのため血虚証では食事をきちんと摂る、睡眠を十分にとる生活習慣を心がけるようにしましょう。

また、特に目の疲労は血虚証の悪化に関係が深いとされています。適度に休憩をするなどして、眼の疲れを貯めないようにしましょう。

おすすめの食材は

黒ごま、鮭、ほうれん草、ひじき、プルーンなどです。

黒ごまやプルーンは取り入れやすいと思います。ぜひ積極的に取り入れましょう。

投稿者:編集スタッフ

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