山茱萸(サンシュユ)についてまなぶ

Sanshuyu

時期 時期

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こんな人向け こんな人向け

  • 漢方を日々の生活に取り入れたい人

ポイント ポイント

  • 生薬紹介
  • 基本情報
  • 生薬の形状(第十六改正日本薬局方より引用)
  • 生薬の効能
  • この生薬が含まれる漢方薬
生薬紹介

サンシュユは江戸時代に朝鮮から薬用として果実が輸入されましたが、早春に黄金色の小さな花がたくさん咲き、秋には赤色の楕円形の実をつける美しい落葉小高木のため、現在は観賞用として公園や庭にも植えられています。生薬としては酸味・渋味が強く、外観は果肉が厚く、潤いがある赤色で、完全に種子除かれている物が良品とされています。

基本情報

ラテン名:CORNI FRUCTUS
分類:ミズキ属 ミズキ科(Cornaceae)
基原:サンシュユ(山茱萸) Cornus officinalis Siebold et Zuccarini
使用部位:果肉(Fructus)
主要な成分:指標成分:ロガニンコリン・没食子酸・酒石酸・リンゴ酸・ビタミンA様物質

生薬の形状(第十六改正日本薬局方より引用)

本品は偏圧された長楕円形を呈し、長さ1.5〜2cm、幅約1cmである。外面は暗赤紫色〜暗紫色でつやがあり、粗いしわがあり、真正果実を抜き取った裂け目がある。一端にがくの跡及び他端に果柄の跡がある。質は柔軟である。
本品は弱いにおいがあり、酸味があって、わずかに甘い

生薬の効能

この生薬の効能は、『神農本草経』という古典には、「薬味:酸:筋肉を引き締め、汗や尿の出過ぎを止める」、「薬性:平:温めも冷やしもしない」、「条文:(中品に収載)心下邪気寒熱を主どり中を温め寒湿痺を逐ひ三 蟲を去り久服すれば身を軽くす。」とあり、『新古方薬嚢』という古典には、「薬味:酸:筋肉を引き締め、汗や尿の出過ぎを止める」、「薬性:平:温めも冷やしもしない」、「条文:ボク曰く、、、小便の自利を止め不利を出し少腹を引きしめ視力を益す等の効ありとなす。」とあります。

この生薬が含まれる漢方薬

八味地黄丸六味地黄丸、知柏地黄丸、牛車腎気丸、杞菊地黄丸、麦味地黄丸

投稿者

Profile munakata
宗形佳織先生

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