大学病院主催の「阪神沿線健康講座」、第36~38回が開催されます!

大学病院の医師による健康セミナー「阪神沿線健康講座」の第36~38回が開催されます。このセミナーは、阪神電気鉄道と学校法人兵庫医科大学によって、沿線住民の健康増進と沿線の活性化を目的に2015年から開催されています。

今回のセミナーは梅田・武庫川の各会場で行われ、3月16日には梅田サウスカンファレンスルームで「超音波検査体験コーナー」も開催されます。参加費はどちらも無料です。

第36回セミナーでは、兵庫医科大学病院の肝・胆・膵外科の廣野誠子主任教授が「膵臓がん・肝臓がん・胆道がんの最新治療」について説明します。これらのがんは完治が難しいものの、外科的な切除以外にも薬物治療や放射線治療が必要です。兵庫医科大学病院では患者に最適な治療法を迅速に提供し、完治を目指しています。

第37回セミナーでは、兵庫医科大学梅田健康医学クリニックの中村久美子講師と西井謙夫助教が「知っておきたい消化管のはなし」をテーマに、消化管の病気に対する予防や最新の診断・治療法について解説します。大腸がんや胃がんは頻繁に発生する疾患であり、早期発見が重要です。

最後の第38回セミナーでは、兵庫医科大学病院の長澤康行准教授が「健康長寿に向けて今できること」について語ります。日本の平均寿命は増えてきていますが、健康寿命との差が大きいことから、今後の健康寿命の延伸が重要視されています。このセミナーでは、健康寿命を延ばすための方法について分かりやすく説明される予定です。

これらのセミナーは地域住民の健康に焦点を当て、最新の医学情報を提供するものとなっています。阪神沿線にお住まいの方々にとって有益な情報となるでしょう。